2005年4月21日にNPO法人として設立されたやまたみは、2025年に創立20年を迎えました。
ひとりでも多くの人に山と自然の素晴らしさを知ってほしい。そうすればみんな笑顔になる。
当初10名余の仲間で出発した会員は現在120名を超え、それぞれの立場で山と自然に携わる活動をしています。
そして多くの方が一緒に山に登って自然の中を歩いて、笑顔を見せてくれます。
しかし山を取り巻く環境には課題がたくさんあることも事実です。
遭難や事故は減るどころが増加しています。
登山道は荒れ、学校登山は激減しています。
野生生物とのトラブルも起きています。
そうしたことからもう一度原点に返って山と自然を見つめ直そうと、この秋ささやかながらシンポジウムやミニツアーを開催します。
もしお時間がありましたら、ぜひ顔を出して下さい。
■やまたみ20周年記念イベント
◎開催日:2025年11月8日(土)
◎場 所:松本市立博物館講堂 松本市大手3-2-21
TEL0263-32-0133
https://matsumoto-city-museum.jp/
◎参加費:無料
◎内 容:
【第一部】10:00~12:00トークセッション
「持続可能な学校登山を目指して」
学校登山をどうしたら活性化できるのか、その具体的な方法を現場の先生や参加者も含めて探ります。
①基調講演 傘木靖氏(長野県山岳総合センター所長)
➁トークセッション
現役の教員、生徒、保護者等学校登山にかかわる各分野の方。
【第二部】13:30~16:30 講演会「山、高きがゆえに貴からず」
①「信州の山の魅力と多様な山の楽しみ方」
中嶋豊氏(元長野県警山岳遭難救助隊長)
「信州山歩き地図」シリーズや『長野県の名峰百選』の著者でもある中嶋さんから身近なの山歩きの魅力を話していただきます。
➁「上高地の野生生物の現状」
香取草平氏(自然公園財団上高地 野生動物対策専門員)
上高地のクマ、サル、シカなどの野生生物について、その最新の現状と付き合い方について話していただきます。
このコマクサたちも20年…