Mウイングの6Fホールは階段席に加えてフロアにイスを並べましたが、開場と同時に多くの方で埋まっていき、日頃から登山に親しんでいる皆様の「安全登山」に対する意識が会場に満ちているのを感じました。

長野県警の岸本氏の講演では、実際の遭難現場の写真や映像を交えて、リアルなお話を聞くことができました。遭難事例の中には、未然に防ぐことができたものが多くある、というお話は身が引き締まる思いでした。

当協会所属の松場ガイドの講演では、やまたみキッズ登山クラブの活動を通じて見えてきたもの、大事なことといった話がありました。「子供と山に行きたいけど、なかなかうまくいかない」といった悩みを抱えている方の姿も見受けられました。