【環境省補助事業】
焼岳登山道整備学習会
~登山者の知らない山の話~
今年度もやまたみでは焼岳の登山道整備を実施します。
そこで昨年大変好評だった、「登山道整備を学ぶ学習会」を開催します。
整備の仕方、意義、苦労などを肌で感じることができる貴重な機会です。
登山道整備を知れば、今後の登山が変わることでしょう。
「参加費が無料※」となる今回限りの特別企画です。
※この学習会の講師料には環境省補助事業による「国立公園・温泉地等での滞在型ツアー・ワーケーション推進事業費」が活用されます。
日程
10月10日(日)一般向け
10月15日(金)山岳関係者向け
※沢渡駐車場またはアカンダナ駐車場集合/解散
行程・内容(予定)
【一般向け】
9:00 中の湯温泉旅館
登山ルートを登りながら現場で解説(中腹まで)
12:00 昼食
下山しながら解説
14:00 終了、解散
※「登山ツアー」ではなく「学習会」です。登山道整備とはどのような目的で、どのような方法で行われているのかを知ってもらい、登山者としての知見を広げていただきたいと思います。山頂には行きません。
【山岳関係者向け】
9:00 中の湯温泉旅館
登山ルートを登りながら現場で解説(中腹まで)
12:00 昼食
下山しながら整備作業の見学
14:00 終了、解散
※焼岳における登山道整備の状況、および昨年度からの本整備事業を紹介するとともに、全国各地/各組織で登山道整備に係わる方々と情報交流を行い、これからの「登山道整備」について考える機会としたいと思います。
※それぞれの解説、講習はやまたみ所属ガイドがおこないます。
※中の湯温泉旅館から新中の湯ルートで中腹まで登り、同じ道を下山(ピストン)します。
※天候、体調、コース状況、社会情勢などにより変更・中止になることがあります。
※紅葉最盛期で駐車場がないため、沢渡またはアカンダナ駐車場からタクシーで乗り合わせになります。アクセスについてはご相談ください。
※下山後、中の湯温泉旅館で日帰り入浴が可能です(800円)。
石積み
ステップ
土留め
参加費
無料
※ガイド料、ガイド経費(交通費など)には環境省補助金が活用されます
※参加者自身の交通費(タクシー代)は自己負担となります
定員
12名
※定員になり次第、締め切りとさせていただきます。
お申し込み方法
お申し込みフォームよりお申し込みください。
お問い合わせはやまたみ事務局までご連絡ください。
電話0263-34-1543(平日10時~17時)
参加条件
これまでに登山経験のある方
標高2,000mの山に登山できる体力がある方
高校生以上70歳以下の方
山岳保険にご加入いただいている方
装備、持ち物
【服装】行動着、防寒着、下着(速乾性のある化繊の物)、靴下、帽子、手袋
【装備・持ち物】登山靴、レインウェア(登山用)、ヘルメット、ゴーグル、ストック・スパッツ・ザックカバー(必要に応じて)、タオル、昼食・行動食、飲み物(1.5リットル以上)、ヘッドランプ、サングラス・日焼け止め・常備薬・虫除け(必要に応じて)、地図、コンパス、携帯電話、ザック(これらのものが入るもの)、保険証のコピー
※ヘルメットはレンタル(350円)できます。ご希望の方はご連絡ください。ゴーグルは貸し出し(無料)できます。
【コロナ関連】マスク、体温計、手指衛生用品(アルコールジェルなど)、アイウェア(サングラスやメガネ)、使い捨てのゴム手袋、携帯トイレ、ゴミ袋
注意事項
焼岳は噴火警戒レベル1の活火山であることに留意してください。またあらかじめ最新の状況をご確認ください。
スケジュール、コースは天候などにより変更・中止になることがあります。
「登山ツアー」ではなく「学習会」です。山頂には行きません。また実際に整備作業は行いません。
2週間以内にご本人および同居家族の新型コロナウイルス感染が疑われる方、当日37.5℃以上の発熱や感染が疑われる症状がある方、体調が悪い方はご参加いただけません。
悪天候、災害等により安全に開催することが困難と判断した場合、中止する場合があります。その際、お客様の宿泊費に係るキャンセル料、交通費につきまして、当協会では負担いたしかねますので、あらかじめご了承ください。
登山道整備の様子
昨年の学習会の様子
昨年参加された方の声
【一般向け】
普段から登山をしていますが、今まで「登山道」を意識することはありませんでした。これからは登山道の見方が変わりそうです。
登山道でよくある階段は「登山者のためではなく山のため」ということを知って驚きました。誰かに教えてあげたいです。
誰かが整備をしてくださっているおかげで私達は安全に、登りやすく歩けていたんですね。道に感謝しながら歩きたいです。
※アルプス山岳郷のブログに取材の様子が紹介されています。
【山岳関係者向け】
樹林帯での整備方法、岩稜帯での整備方法など、それぞれの環境に合った施工方法を知ることができ、大変参考になった。早速自分たちの地域で生かしていきたい。
今まで整備方法をきちんと聞く機会がなく、自分たちで試行錯誤していた。直してもすぐに崩れてしまっていたが、今回その理由と対策を知ることができ、大変有意義だった。
人工的な道直しには「山」ではなく「公園」になっているようで違和感があった。今回「近自然工法」を学べたのが一番良かった。
予告(予定)
以下の企画を予定しています(環境省補助事業)。詳細が決まり次第、HP等でお知らせ致します。