信州と日本の山と自然が、いつまでも美しいままであるように

やまたみ環境保全行動指針

温暖化や地球規模の自然災害、人間の生活環境の変化は、山の自然環境に多くの影響を与えています。

登山道の荒廃、植生の踏み荒らし、トイレ問題、ライチョウの減少、ニホンジカの高山への進出、など多くの課題があります。

こうしたことからやまたみではエコ登山、エコ活動の一環として、独自に指針を作りました。

山岳ガイド及び自然ガイドとしてできることから始めようと、無理のないエコ登山を実践します。

やまたみ環境保全行動指針

  1. 私たちガイドは、 多くの人が山と自然の素晴らしさを体感することによって、自然保護や環境保全への意識高揚を目指します。

  2. 私たちガイドは、安全第一を優先すると同時に、 自然環境の保全を目指して行動します。

  3. 私たちガイドは、 地球環境が少しでも良くなるように、登山や野外活動を通してできることから無理せずに行動します。

  4. 私たちガイドは、 子どもたちが山や自然に親しむことによって、自然や環境を大切にする心が育まれるように行動します。

ガイドに際しての具体的な行動

  • 山や自然への負荷を少なくするために、可能な限り少人数でのガイド活動を行なう。

  • 参加者に山の環境や自然の素晴らしさを積極的に解説し、体感してもらう。

  • 高山植物やライチョウなど希少動植物の保全に努め、外来種を持ち込まない。

  • 植生や登山道を傷めないように、ストックの使用方法に配慮する。

  • ペットボトルの使用は可能な限り控え、できるだけ水筒を使用する。

  • トイレはできるだけ登山口などで済ませ、使用の際には積極的にチップに協力する。

  • 必要な場所では携帯トイレを持参するなど、 排泄物の処理方法に細心の注意を払う。

  • ゴミは必ず持ち帰り、山小屋などでは食べ残しを出さないようにする。

  • 山小屋での節電を図るために早寝早起きを実践する。

  • 移動手段はできるだけ公共交通機関を利用し、化石燃料に頼らないようにする。



















信州と日本の山と自然が、いつまでも美しいままであるように・・・。

私たちは無理せず、楽しく、積極的に山の自然環境を守っていきます。

2021年6月